WEBサイトってとても高いイメージだけど、実際仕入れるものはあまりないし、何にお金がかかってるんでしょうか？

そういう疑問をよくいただきます。

確かに、WEBサイトに必要なのは、ドメインとサーバ。それ以外は特に支出なく作れてしまいます。

結論から言うと、主に人件費になります。

以下で詳しく解説していきましょう。

WEBサイトの価格はどうやって決まる？

WEBサイトの価格はピンからキリまで上限なく幅があります。

5万円で作れるところもあれば、何千万円となる場合もあるのです。

その違いはなんでしょうか？

主に、価格の決まり方は以下です。

制作規模や目的

Webサイト制作の価格は、まず「どのような目的で作られるか」に大きく左右されます。

例えば、個人の趣味で運営するブログと企業のコーポレートサイトでは、求められる機能やデザインの複雑さが異なるため、費用にも差が出ます。

小規模なサイトは、基本的な機能とシンプルなデザインで数十万円くらいで済むことが多いです。

一方、大規模なECサイトや多言語対応が必要なサイトでは、膨大なページ数や高度なシステムを構築する必要があり、100万円以上の予算が必要になることもあります。

加えて、企業の採用活動やマーケティングなど、特定の目的に特化したサイトでは、独自のデザインや機能が求められるため、価格が高騰する傾向があります。

制作の目的を明確にすることが、適切な予算設定の第一歩となります。

イメージモデルの起用

イメージモデルを起用して、WEBサイトに写真などを使用する場合、高額な使用費などが必要になります。

大人気のモデルや女優を使うと、かなりの高額になるでしょう。

無名のモデルを使用する場合でも、撮影費や取材費が必要になることがあり、価格が高騰する理由になります。

使用する技術やデザインの複雑さ

使用する技術やデザインのレベルも価格に影響を与えます。

例えば、HTMLとCSSを中心にしたシンプルな静的サイトであれば、費用を抑えられますが、動的な機能を提供するCMS（WordPressなど）を活用する場合は追加コストが発生します。

また、アニメーションやインタラクティブな要素を多用するサイトは、高度なJavaScriptやフロントエンドのスキルが必要になるため、制作費が高くなる傾向があります。

さらに、デザインにおいても、テンプレートを使用する場合は比較的安価ですが、完全オリジナルデザインを依頼する場合は、デザイナーの作業時間やスキルが価格に反映されます。

特に、ブランディングを意識したデザインでは、細部までこだわるため、制作費用はさらに上昇します。

制作会社・個人業者の違い

Webサイト制作を依頼する際、制作会社と個人業者の選択も価格に影響します。

制作会社は、デザイナー、エンジニア、ディレクターなど専門家がチームで作業を進めるため、品質が安定しており、対応力も高いのが特徴です。

ただし、人件費や管理費が含まれるため、価格は高めに設定されています。

一方、フリーランスや個人業者に依頼する場合、コストを抑えられることが一般的ですが、依頼先のスキルや経験により品質にばらつきが出る可能性があります。

また、個人業者は制作後のサポート体制が弱い場合もあるため、長期的な運用を考慮する場合は注意が必要です。

目的や予算に応じて適切な依頼先を選ぶことが重要です。

WEBサイトの原価は何？

工数や手間がかかるほど高額になることがわかりましたが、実際にWEBサイトの原価は何になるのでしょうか。

制作会社の場合、以下です。

色々あるが、主に人件費

上記に記載した通り、原価になるものは色々ありますが、ほとんどは人件費です。

制作者がどれだけの時間をかけたか、が基準になってきます。

ただ、これだと制作者が意図的に時間をかければ金額も高くなってしまうことになってしまいます。

しかし、そこは多くの制作会社は、ページや構築の項目で大体の時間を設定しており、金額が最初から目安としてあるので安心してくださいね。